2014年にGemForex(ゲムフォレックス)はサービスを開始しており、設立わずか7年で40万口座開設を突破しています。今では海外FX口座を開くにあたって1番か2番目に候補となる海外FX業者になります。私も海外FX業者のランキングを付けるのであれば1位か2位にするか迷うくらいです!
特徴はざっくり言うと下記です。
- 業界最狭クラスのスプレッド
- レバレッジはなんと1000倍
- 豪華なキャンペーン(1000%入金ボーナスジャックポット)
目次
GEMFOREX(ゲムフォレックス)スプレッド
ゲムフォレックスは皆さんご存じの通りで、魅力的なボーナスで知られていますが、ゲムフォレックスのスプレッドに関しても、かなり低めと言った形です。以下は、スタンダード口座の位置付けであるオールインワン口座の主要通貨ペアの平均スプレッドです。
主要通貨スプレッド
- ドル円=1.2pips
- ユーロドル=1.2pips
- ポンドドル=2.1pips
私が他にもおすすめするXMなどは1.4~1.6位だと思いますので、ドル円で1.2pipsであれば、高いという感じではないと思います。全体的に低めという方がいいかもです。
では、各口座タイプの特徴など、競合他社とのスプレッド比較をしながら、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドを詳しく解説していきます。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)はスプレッド変動制
FXにおけるスプレッドとは、トレーダーがブローカー(FX業者)に対して支払う取引手数料になります。
BUY(買い価格)とSELL(売り価格)の間には数pipsの差があり、トレード自体の損益からさらにスプレッド分の手数料が必ず差し引かれることになります。変動制とは、つまりこのスプレッド分のpips幅が変動するという事です。
上記のように、スプレッド幅には固定制と変動制の2つが存在しており、GEMFOREX(ゲムフォレックス)に関しては、スプレッドは変動制となっています。固定制と変動制の違いを、少し説明しますね。
変動制 | スプレッド幅が変動する方式。変動するとは言っても秒単位で変化するわけではない。商いの薄い日本時間の朝方や、有力な指標発表などのイベント時に大きく広がることがある、そのような場合以外の時間は比較的業者が公開している低めのスプレッドでトレードできるメリットがある。 |
固定制 | スプレッド幅を固定にしている方式。固定なので基本的にはスプレッド幅が動く事はない、変動制のような取引時間帯やイベントタイミングによる変動のリスクを抑えられるメリットがある。しかし固定制のスプレッドでは、そもそものスプレッド幅がやや広めな業者が多い。 |
GEMFOREX(ゲムフォレックス)だけでなく、多くの変動スプレッド制のFX業者が、日本時間の朝6時〜7時前後や、大きな政治発表や経済発表のイベント時には一時的にスプレッドが大きく広がる場合があります。せっかく利益が出ていても大きくスプレッドが開くと利益が減ってしまうので、トレードする際は注意が必要です。
口座タイプによる違いについて
多くの海外FX業者では口座のタイプが2種類あることが多いです。それぞれ業者ごとに口座名は違いますが、カテゴリ分けすると主に2種類です。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)には、『オールインワン口座』と『ノースプレッド口座』の2種類の口座タイプがあります。口座の名前の通り、ノースプレッド口座は狭いスプレッドが特徴です。ただしノースプレッドだからと言ってスプレッドがゼロというわけではありません。
各口座タイプと主要通貨の平均スプレッド一覧
平均スプレッド
オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | |
USDJPY | 1.2pips | 0.3pips |
EURJPY | 1.4pips | 0.5pips |
GBPJPY | 1.9pips | 1.0pips |
EURUSD | 1.2pips | 0.3pips |
GBPUSD | 2.1pips | 1.3pips |
USDCHF | 1.9pips | 1.5pips |
USDCAD | 2.0pips | 0.8pips |
AUDUSD | 1.5pips | 0.3pips |
御覧の通りで、ノースプレッド口座のスプレッドはオールインワン口座よりさらに狭いpipsです。ユーロドルとドル円おいて、最少は0pipsのスプレッドとなっており、時間帯によっては0になることもあります。
手数料のない珍しいノースプレッド口座
ノースプレッド口座のようなスプレッドが狭い口座タイプを提供している海外FX業者は多くありますが、その殆どの業者では、取引手数料が別途かかります。しかし、 GEMFOREX(ゲムフォレックス)のノースプレッド口座では、手数料がかからず、純粋にスプレッドが狭い口座タイプという形で珍しいです。
なら、GEMFOREX(ゲムフォレックス)で開設する場合はノースプレッド口座を開設でいいじゃん!と思ってしまうと思いますが、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のノースプレッド口座にはいくつかの制限があります。
- 初回最低入金額が30万円以上必要
- ボーナスは対象外となる
- 取引可能なのはFX通貨ペアのみ(CFD商品不可)
- 裁量トレード専用口座になるEA等は使用できない
入金ボーナスをはじめ、ボーナス面で非常に魅力のある業者になるので、ボーナス目当ての人や、特に資金があまりなく30万は無理という方には選択肢に入れない方がいいと思われます。
しかし、「とにかくハイレバの低スプレッドでトレードしたい」と言う裁量トレーダーにとってはノースプレッド口座は良い選択肢だと思います。
スプレッド競合比較
では、GEMFOREX(ゲムフォレックス)と私がおすすめする海外FX業者との競合他社とのスプレッドを比較して見ていきましょう。
日頃まず主におすすめするのは上記の3社なのですが今回は
低スプレッドと取引環境にこだわる『TaitanFX』
こちらも加えた『XM』『AXIORY』『TaitanFX』の3社と比べて行きます。
GEMFOREXとXMスプレッド比較
日本人気No.1の海外FX業者としてのXMと、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドを比較を記載していきます。
まずはGEMFOREX(ゲムフォレックス)の『オールインワン口座』とXMの『スタンダード口座』で、主要通貨ペアの平均スプレッドを比較からです。
平均スプレッド
GEMFOREX オールインワン口座 |
XM スタンダード口座 |
|
USDJPY | 1.2pips | 1.6pips |
EURJPY | 1.4pips | 2.3pips |
GBPJPY | 1.9pips | 2.4pips |
EURUSD | 1.2pips | 1.7pips |
GBPUSD | 2.1pips | 2.4pips |
AUDUSD | 1.5pips | 1.9pips |
USDCAD | 2.0pips | 2.2pips |
単純なスプレッド比較になると、 すべての通貨ペアでGEMFOREX(ゲムフォレックス)の方がスプレッドが狭い結果となりました。
ただ、単純にスプレッド比較だけで決めてはいけない面もあります。XMには、ロイヤリティプログラムによるキャッシュバックはかなり強力なので、それも含めればお互い近しい勝負になっていると思います。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の『ノースプレッド口座』と、XMの『Zero口座』の平均スプレッド比較です。
平均スプレッド
GEMFOREX ノースプレッド口座 |
XM Zero口座 |
|
USDJPY | 0.3pips | 0.1pips |
EURJPY | 0.5pips | 0.4pips |
GBPJPY | 1.0pips | 0.3pips |
EURUSD | 0.3pips | 0.1pips |
GBPUSD | 1.3pips | 0.3pips |
AUDUSD | 0.3pips | 0.4pips |
USDCAD | 0.8pips | 0.5pips |
低スプレッドに特化した口座タイプ同士で比べた場合、多くの通貨ペアでXMの平均スプレッドの方が明らかに狭いという結果でした。
しかし、これには理由があります。XMのZero口座は、スプレッド分とは別に1ロットの往復取引で合計10ドルの手数料が発生します。1ロットで10ドルの手数料は、pipsに直すと約1pipsです。
手数料分も考えれば、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の方が勝っている部分があることがわかります。
GEMFOREXとAXIORYスプレッド比較
続いては、安心安定の透明性No.1に推すAXIORYと、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドを比較を記載していきます。
まずはGEMFOREX(ゲムフォレックス)の『オールインワン口座』とAXIORYの『スタンダード口座』で、主要通貨ペアの平均スプレッドを比較します。
平均スプレッド
GEMFOREX オールインワン口座 |
AXIORY スタンダード口座 |
|
USDJPY | 1.2pips | 1.3pips |
EURJPY | 1.4pips | 1.5pips |
GBPJPY | 1.9pips | 2.0pips |
EURUSD | 1.2pips | 1.2pips |
GBPUSD | 2.1pips | 1.6pips |
AUDUSD | 1.5pips | 1.7pips |
USDCAD | 2.0pips | 2.0pips |
単純なスプレッド比較ですが、わずかにGEMFOREX(ゲムフォレックス)の方がスプレッドが狭いようです。通貨ペアによってはAXIORYが勝っている物もありと言った感じですが平均スプレッドなので、双方スプレッドにおいては互角と言ってもよいと思います。
ただ、スプレッドが狭いことで知られているAXIORYと互角なのは凄いです。
続いては、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の『ノースプレッド口座』と、AXIORYの『ナノ口座』(MT5のみ利用可能なテラ口座もあり)の平均スプレッド比較です。
平均スプレッド
GEMFOREX ノースプレッド口座 |
AXIORY ナノ口座(テラも同様) |
|
USDJPY | 0.3pips | 0.3pips |
EURJPY | 0.5pips | 0.7pips |
GBPJPY | 1.0pips | 1.4pips |
EURUSD | 0.3pips | 0.2pips |
GBPUSD | 1.3pips | 0.6pips |
AUDUSD | 0.3pips | 0.6pips |
USDCAD | 0.8pips | 0.8pips |
低スプレッドに特化した口座タイプ同士で比べた場合、こちらも互角といった感じです。
しかし、AXIORYのナノ口座も、スプレッド分とは別に1ロットの往復取引で合計6ドルの手数料が発生します。1ロットで6ドルの手数料は、pipsに直すと約0.6pipsです。
こちらも手数料分も考えれば、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の方が勝っている部分があることがわかります。
GEMFOREXとTaitanFXスプレッド比較
TaitanFXは、ボーナスキャンペーンなどをあまり行わないが、スプレッドの狭さといった方向に力を入れている海外FX業者です。
では早速、GEMFOREXの通常口座の『オールインワン口座』と、TaitanFXの通常口座の『スタンダード口座』です。
平均スプレッド
GEMFOREX オールインワン口座 |
TaitanFX スタンダード口座 |
|
USDJPY | 1.2pips | 1.33pips |
EURJPY | 1.4pips | 1.74pips |
GBPJPY | 1.9pips | 2.45pips |
EURUSD | 1.2pips | 1.2pips |
GBPUSD | 2.1pips | 1.57pips |
AUDUSD | 1.5pips | 1.52pips |
USDCAD | 2.0pips | 1.55pips |
通常口座タイプの比較ではかなり全体的にみると互角で差のない戦いです。
続いては、GEMFOREXの低スプレッド口座『ノースプレッド口座』とTaitanFXの低スプレッド口座の『ブレード口座』の比較です。
平均スプレッド
GEMFOREX ノースプレッド口座 |
TaitanFX ブレード口座 |
|
USDJPY | 0.3pips | 0.33pips |
EURJPY | 0.5pips | 0.74pips |
GBPJPY | 1.0pips | 1.45pips |
EURUSD | 0.3pips | 0.2pips |
GBPUSD | 1.3pips | 0.57pips |
AUDUSD | 0.3pips | 0.52pips |
USDCAD | 0.8pips | 0.55pips |
ブレード口座では、スプレッド分とは別に1ロットの往復取引で合計720円の手数料が発生します。1ロットで720円の手数料は、pipsに直すと約0.7pipsです。
手数料も加味して考えると、スプレッドという点ではGEMFOREX(ゲムフォレックス)の方が勝っていると考えていいのかと思います。
スプレッド比較まとめ
今回の記事では、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドを一覧化し、口座別、銘柄別、そして他社と比較を掲載しました。
口座別、銘柄別にスプレッドを比較すると、オールインワン口座とノースプレッド口座では全体的におおよそ1pipsほどの差があります。GEMFOREX(ゲムフォレックス)ノースプレッド口座では取引手数料が発生しないので、トレードコストを極力抑えたい方は選択するべきかと思います。
他社とGEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッド一覧で比較してみると、GEMFOREX(ゲムフォレックス)はスプレッドだけでなく総合的な1トレード辺りのコストも低いです。
注意点としてはGEMFOREX(ゲムフォレックス)ノースプレッド口座は、低スプレッドかつ低コストが可能な反面、最低入金額が30万と高額であったり、自動売買(EA)を利用不可といったデメリットもあります。
ご自身の資金力やトレードスタイルも加味してどれを選ぶか決定するのが良いと思います。スプレッドに関しては海外FX業者でTOPクラスに狭いと言えるでしょう!
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【初心者必見】GemForex(ゲムフォレックス)使ってみた!使い方・評価・評判を解説
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