私もまだまだFX歴2年程なので初心者だと思っていますが、ある程度勝てているので私が初心者だった頃、こういう情報があったらよかったなーという想いを込めて記事を作成しています。後は、自分なりの復習の意味合いも込めてあえて記事化しています。
移動平均線(Moving Average)
移動平均線とは
移動平均線とは、ある一定期間の株価から平均値を計算し、その平均値の動きを折れ線グラフで表したものを指します。FXや株価の傾向や今後の値動きなどを分析する際に使われるもので、「テクニカル分析」においては代表的な指標となっている。
FX 移動平均線手法
まずは、FXを取引する人は殆ど使うのではないかという移動平均線(Moving Average)通称MAを使った手法です。自分はまずこの手法で比較的に勝つことが出来るようになりました。
移動平均線設定
チャート画像
ちなみに、私の移動平均線はSMA(Simple Moving Average)です。正直EMAでも全然良いと思っていますが、私の肌感覚だとより短期の足ではEMAの方がダマシにあったりすることが多い感覚でした。ただ、EMAでもこの手法は使えますので、好きな方で行ってもらって大丈夫です!
私が使っている移動平均線は下記です。
- 黄色:200 SMA
- 緑色:75 SMA
- 青色:20 SMA
- 白色:10 SMA
実際の手法
移動平均線は数値が数多くありますが、私がメインで利用するのは20SMAです。10SMAも見ますが、メインの視点としては20SMAを利用します。
まずは下記を見て下さい。下記はGoldの1時間足です。
この白い丸の部分は、初心者の方でも良くご存じのゴールデンクロス(10SMAと20SMAの)です。なんだ、ゴールデンクロスか~と思った方もいるとは思いますが、ゴールデンクロスではなく、移動平均線をエントリータイミングに使う手法です。
簡単に言うとゴールデンクロスが完成されそうなポイントで、ゴールデンクロスになる前からエントリーを行うというイメージです。
では細かく手法を説明します。このチャートは先程のチャート画像の、左から最初の1つ目の白丸部分までチャートの時間を戻した時の画像です。
まずはエントリータイミングですが、最低1時間以上の上位足で20SMAをロウソク足の実体が上抜けた時点でエントリーです。まだゴールデンクロスは完成されていないですよね!
でもこの段階から入らないとR:Rも悪くなるし利益も取れないことが多いのでこのタイミングでエントリーです。損切は200SMAの下の最安値あたりに設定します。
実際に本当にこれだけでも勝率が悪くはないのですが、これだけでやっているとダマシにも合いやすいのは事実です。今回のエントリーポイントは下記の画像のような根拠もありました。
私的にはこの根拠が複数あった時点でかなりの自信がありここは強気で攻めていけました。結果は下記です。リスクリワード約1:2ほどのトレードが出来ました。一度損切ラインぎりぎりまで来ましたが、何とか持ち堪えてくれました。
そして左から2つ目の白丸部分までチャートの時間を戻した時の画像です。
もちろんまだゴールデンクロスにはなっていません。20SMAが実態で上抜けましたのでエントリーしました。
リスクリワード1:2は狙っていたのですが、あまり伸びていく気配がなかったので1:1辺りの所で決済をしました。
では最後の白丸の部分を見て行きましょう。
20SMAを実体で明確に上抜けのタイミングでエントリー直近安値に損切を置きます。結果は下記です。
リスクリワードは1:2程のトレードができました。
このように1時間足以上の上位足では移動平均線は非常に良く機能します。利確さえ間違うことがなければ、かなりの勝率の高い手法と言えると思います。ですが、ただ注意点があります。これを意識しておかないと、この手法でも負けてしまいます。
この手法が適さないポイント
■やってはいけないポイント
- レンジではエントリーしない
- 10SMAと20SMAが直ぐに交差しているなどの場合
- ロウソク足が常に20SMAに触れている
やってはいけないポイントの具体例①
このようなレンジではPipsも取れないし、ダマシの場合も多いのでレンジでは行わず、明確にトレンドが出るのを待ちましょう!このように10SMAと20SMAが交差しまくりな場面では基本的には負ける可能性が高いです。
やってはいけないポイントの具体例②
下降トレンドが出てはいるが、何度も10SMAと20SMAが触れたり交差したりの場面も適していません。10SMAと20SMAの移動平均線にロウソク足の実体がなんども重なっている場面も良くないのでこのような場合はこの手法を使うのはやめましょう。
この手法で最適なポイント
この手法では下記のような画像の場所でのエントリーが非常に勝率が高いです。それは、急騰時と急落時です。
急騰・急落に良く現れる10SMAと20SMAが並走して程よくその幅が空いているような下記のようなチャートの場合は非常にこの手法が機能しますので下記のような場面で利用してみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか、手法としては非常に簡単な手法ですが、しっかりと環境認識を行い。急騰・急落時を狙っていけばかなり高い勝率です。私はこの方法に気づいてから急騰・急落時にはかなり勝てるようになりました。皆さんも是非使って見て下さい。
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