今回はFXにおける重要要素の1つである【環境認識】の方法を解説して行きます。
(※注)当ブログは投資の助言や勧誘等を行うものではありません。あくまで個人的見解に基づくもので、為替や株価の将来の値動きに関してなんら有効性を保証するものではありません。当ブログを参考にした取引に関して被った如何なる損害も当ブログでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。あくまで投資は自己責任でお願いいたします!
FXにおける環境認識とは
最近は、FXトレーダーの間で【環境認識】という言葉が多く使われています。FXにおける環境認識というは、現在の為替相場の方向感がどのような状況にあるのか、ということを分析することです。現在はどちらの方向に動いているのかを良く認識し、エントリーを行うので非常に重要な作業になります。
この環境認識の時点で間違った認識をしてしまった場合は逆張りなどで負ける事が多くなってしまうと思いますので、非常に重要なのはご理解頂けるかと思います。
誰でもできる環境認識方法
重要な作業の環境認識だが、初心者には少し難しい作業になると思います。私自身も初心者の時に「これであっているのかな???」的な感じでやっていました。どこからみて上昇トレンド中と認識するのか、それとも下降トレンド中と認識するのかが非常に最初は曖昧でした。
重要だけど初心者には難しい環境認識をあるインジケーターを使って簡単に認識する方法を説明します。
移動平均線を使った環境認識
ポイント
- 青色(20 SMA)
- 緑色(75 SMA)
- 黄色(200 SMA)
これらの移動平均線を利用して環境認識を行っていきます。
※これから説明する方法はどのくらいの時間軸でトレードするスタイルなのかでも変わってきますので注意して下さい。
デイトレードから短期目線のスイングトレードをされる方向け環境認識方法
20SMA を基準として環境認識を行います。やり方は本当に簡単です。上記画像は4時間足ですが、日足や1時間足などにしても認識の仕方は同じです。
- 20SMAより上にロウソク足があれば上昇トレンド
- 20SMAより下にロウソク足があれば下降トレンド
上記の画像のように、20SMAに重なっている場合などはレンジと認識し、方向感は曖昧な形と捉えるので、下位足(1時間足)などで同じ方法で環境認識して、今どの方向感で推移しているのかを確認するのが良いでしょう。※初心者はレンジで戦うよりトレンドが出ているところで戦う方が良いです。
1時間足で環境認識を行うと下記です。
このように1時間足では20SMAの上なので上昇トレンドが始まりつつありそうな感じになっています。
このように日足・4時間・1時間・15分などを見ていき、環境認識を行う形です。どうでしょうか非常に簡単ですよね!
基本的にはデイトレードであれば日足・4時間足の20SMAを基準に環境認識を行う、状況によっては1時間足以下は75SMAで環境認識しても大丈夫です!
まとめ
環境認識を移動平均線を用いて行う、デイトレードであれば20SMAを基準にし、20SMAの上にロウソク足があれば上昇トレンドで上目線、20SMAの下にあれば下降トレンドの下目線といった形で環境認識を行うだけの認識方法です。
スイングなどのトレーダーは75SMAを基準にするなどでも問題ないと思います。移動平均線と重なっている場合などはレンジという認識になるので、初心者はあまり手を出さない方がいいタイミングと認識した方が良いでしょう。
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